POINT1でお伝えしたように、
人が動く時代の原理は 「共感と納得」 へと変わっています。
では、なぜ
努力しているのに成果が出ない状態 が続いてしまうのか?
その理由は、
施策が“点”で止まってしまっているからです。
■ SNS更新、広告出稿、求人サイト掲載…
これらは、どれも間違っていません。
どれも必要なものです。
しかし——
単発で動かしているだけでは、集客も応募も積み上がらない。
という現実があります。
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SNSは「興味」を生む場所
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Web広告は「接点」をつくる手段
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求人サイトは「比較対象」になる場
それぞれ役割が違います。
にもかかわらず、多くの企業・店舗は
“一つの施策に期待しすぎている” のです。
■ 必要なのは、「導線全体をつなぐ設計」です。
人が動く流れは、実はとても明確です。
この 流れのどこがボトルネックになっているか を見極め、
線でつなぐことで、人は自然に行動します。
人は「知った」だけでは動かず、
「納得した」ときに動きます。
つまり、
“情報” ではなく “ストーリーと理由” が動機になる時代
です。
■ Web広告 × SNS の役割は「点を線にすること」
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Web広告 → 必要な人に、必要なタイミングで“出会い”をつくる
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SNS → その先にある“理解と共感”を育てる
どちらか片方ではなく、
役割が異なるものを連携させるから成果が積み上がる。
例えるなら:
Web広告は「最初の出会い」
SNSは「会い続ける理由」
です。
■ ここでようやく、“適切に選ばれる”状態がつくれます。
飲食店なら → 「この店がいい理由」が伝わり、来店が継続する
採用なら → 「この会社で働く理由」が伝わり、応募・定着につながる
これが 導線設計の本質 です。
■ 私が気づいた転換点
★ 私自身、立地が悪かった店を運営していたとき、
「広告を増やす」「SNSを頑張る」といった “点の努力” を続けていました。
でも、状況が変わったのは、
「出会い → 理解 → 共感 → 行動」の流れを設計した時でした。
その瞬間から、
少しずつですが “人が自然に集まる” 状態 に変わり始めました。
✅ POINT2の結論
成果は「施策」ではなく、「導線」で決まります。
集客も、応募も、定着も。
そして導線は、
難しい理論でも高額ツールでもなく、
正しい順番で整えるだけで機能します。
次は POINT3 へ。
ここでお伝えするのは、
「仕組みとして現場で続けられる導線」を、どう一緒につくるか。
です。

